論理的思考力とデザイン思考力を鍛えられる書籍『はじめてのスプリンギン ~プログラミングを学んでゲームをつくろう~』をプロデュース

この度、株式会社しくみデザインに参画し、教育事業を担当ているビジネスデザイナー/教育コンサルタントの高橋政俊が、創造的プログラミングアプリSpringin’(スプリンギン)の入門書『はじめてのスプリンギン ~げプログラミングを学んでゲームをつくろう~』をプロデュースし、技術評論社より発売いたしました。

本書の概要

本書は、スプリンギン初の入門書です。はじめてスプリンギンを使う人に向け、基本から少し複雑なゲームのつくり方までを、ストーリー仕立てで解説しています。

読者が魔法探偵になって、スプリンギンでゲームをつくりながら事件を解決していく内容になっており、はじめてプログラミングに触れるお子さんでも、ストーリーを読み進めながらプログラミングを学ぶことができます。

文字を使わないビジュアルプログラミングなので、小学校低学年からプログラミングを学びやすく、ゲームづくりの体験を通して、論理的思考力、創造力、試行錯誤力を身につけるのに最適な1冊となっています。

スプリンギンとは

スプリンギンは、しくみデザインが開発する、文字を使わずに誰でも簡単にデジタル作品がつくれる創造的プログラミングアプリです。プログラミング未経験者や、まだ読み書きができない低年齢のお子さんでも、描いた絵や写真に、音や動きをつけられる属性アイコンの組み合わせで、ゲームや動く絵本など自分だけのオリジナル作品をつくりだせるクリエイターになれます。

また自分がつくったデジタル作品をアプリ内のマーケットを通じて、他のユーザー向けに配信したり、他のユーザーがつくった作品をダウンロードすることもできるプラットフォームも備えています。

2020年度には、文部科学省、総務省及び経済産業省による小学校プログラミング教育の充実を図る取り組み「みらプロ2020」で採択されたのを機に、プログラミング教育の現場や家庭での利用が進み、累計ダウンロード数23万件を達成(2021年3月24日時点)。

2020年10月末からは、スプリンギンを使ったプログラミング教材、小学校での学習指導案、アカウント管理や先生・生徒間のデータ共有が可能なクラウド環境が備わった教育機関向けプログラミング教材サービス「Springin’ Classroom(スプリンギン・クラスルーム)」の提供を開始。サービス開始以来、全国500ヵ所を超える学習塾・各種教室・小学校で導入が進み、スプリンギンを使ったプログラミング授業が行われています。

▼ ダウンロード情報
・ 対応OS:iOS 10.0以降。iPhone、iPad、および iPod touchに対応。
・ ダウンロードURL:https://apps.apple.com/jp/app/springin/id1184243692
・ 価格:無料

Springin’公式サイト:https://www.springin.org/jp/
Springin’ Classroom公式サイト:https://classroom.springin.org/

こんな人におすすめ

  • ゲームをつくりながらプログラミングを学びたい人
  • ゼロからプログラミングをはじめたい人
  • プログラミング教材として使いたい先生方

本書の構成

第1章 魔法の道具「スプリンギン(Springin’)」を手に入れよう
1-1 アプリをダウンロードしよう
1-2 スプリンギンって何ができるの?
1-3 魔法の基本

第2章 助手の召喚
2-1 助手マルを誕生させよう
2-2 助手マルに命を吹き込もう
まとめ 魔法のきほん ~ ずっと効果のあるもの~

第3章 泣いてばかりいる子猫ちゃん
3-1 簡単な絵本づくりに挑戦しよう
3-2 いろんなシーンに切り替わる絵本をつくろう
3-3 カメラモードを使ってアイテムをつくろう
まとめ 魔法のきほん ~きっかけで動くもの~

第4章 声をなくした恐竜
4-1 音を録音しよう
4-2 音の種類を増やして,鳴らすタイミングを調整しよう
まとめ 魔法のきほん ~アイテム同士の関係~

第5章 夜空に明かりを取り戻して
5-1 音階をつくり自動で演奏するワークをつくろう
5-2 繰り返し演奏し,伴奏の設定をしよう
まとめ 魔法のきほん ~相手に作用するもの〜

第6章 どっちが強よい?
6-1 旗が消えるエアホッケーゲームをつくろう
6-2 どちらが勝かったかがわかるエアホッケーゲームをつくろう
まとめ 魔法のきほん ~方法はひとつではない~

第7章 魔女との戦い
7-1 コウモリを倒すシューティングゲームをつくろう
7-2 シューティングゲームの難さを調整しよう
まとめ 魔法のきほん ~ゲームを面白くする〜

第8章 一人前の魔法探偵になる
8-1 オリジナルの作品をつくってみよう
8-2 つくった作品を公開しよう
8-3 ルールとマナーについて知ろう

おわりに
付録 属性一覧
保護者の皆さまへ
さくいん

本書の情報

タイトル:はじめてのスプリンギン 〜プログラミングを学んでゲームをつくろう〜
発売日:2021年3月24日(水)
価格:1,800円+税
判型:B5判
ページ数:192ページ
著者:株式会社しくみデザイン、中村俊介
発売:株式会社技術評論社
ISBN:978-297-11807-5

詳細情報及びご購入はこちら
技術評論社:https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-11807-5
Amazon:https://amzn.to/3tprOQz

著者プロフィール

■ しくみデザイン
「みんなを笑顔にするしくみをデザインする」という企業理念の下、2005年に、現代表の中村俊介が設立。ユーザー参加型コンテンツのパイオニアとして、1,500件以上の実績数を誇る。
米インテル社主催の世界的コンテストでのグランプリ、第13回 日本e-ラーニング大賞 部門賞、EdTech Japan Global Pitch 2017など、国内外での受賞多数。
2020年度から文部科学省、総務省及び経済産業省による全国の小学校でプログラミング教育の充実化を図る取り組み「みらプロ」へ協力企業として参加し、プログラミングアプリSpringin’を通じて子ども達にプログラミングで創造する楽しさを体験してもらい、日本のモノづくり産業の未来を担う創造的人材を育成することに力をいれている。
2020年10月末には指導者の経験や知識が無くてもプログラミング授業を始められる、Springin’による教育機関向けプログラミング教材サービス「Springin’ Classroom」の提供を開始。全国各地の塾・各種教室、小学校で導入され、Springin’を使ったプログラミング授業が拡がっている。

■ 中村俊介(なかむらしゅんすけ)
株式会社しくみデザイン代表取締役、芸術工学博士。
名古屋大学建築学科を卒業後、九州芸術工科大学大学院(現・九州大学芸術工学研究院)にてメディアアートを制作しながら研究を続け、博士(芸術工学)を取得。2004年に九州工業大学講師就任、翌2005年にしくみデザインを設立する。2013年に体の動きで演奏するAR楽器「KAGURA」が米Intel社主催のコンテストで世界一になるなど、日本のみならず世界各国で数々のアワードを受賞している。また、世界中すべての人が創造的になれるようにとの想いから、創造的プログラミングプラットフォーム「Springin’」を開発。クリエイティブ教育にも力を入れており、福岡県プログラミング教育推進協議会委員、キッズデザイン賞審査員、アジアデジタルアート賞審査員などを務め、小学校から大学まで様々な学校でプログラミングの授業や子ども達に夢を与える講演を行っている。

一般社団法人社会技術情報デザイン研究所

JUSTIDA(ジャスティーダ)は、デザインの定量化と定性化を推進し、社会における役割と価値を高めることを目指し、各分野の専門家により共創されたシンクタンクです。

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