デザイン基礎能力の学習モデル可視化プロジェクト

デザイン能力を構成するものは何か?その解は様々に定義できるであろうが、知識・技術・感覚の3つの要素によるものと仮定し得ると考えることとした。ここでは立体の把握を例として、様々な文献調査を基に空間認識能力・形の理解力・パース力の3つの測定可能な能力で構成されると結論付けた。デザイン専攻学生に前記能力の診断テストを行い、その結果をPOSA(Partial Order Scalogram Analysis)を用いて学習者の3能力の理解度により0から満点までをネットワーク化した。これを学習モデルと仮定し、3能力の教育方法の検討を行う。

「POSAを用いた立体造形における諸能力の関係性の考察」千葉工業大学大学院修士論文 2017

「立体把握能力における諸能力修得プロセスについての考察」千葉工業大学大学院修士論文 2018

「POSAを用いた立体把握能力における、諸能力の関係性の顕在化」千葉工業大学大学院修士論文 2018