デザインの活用促進

ビジョン・システム等の提唱・実証・構築、企業・団体等への知見提供、及び検証やマネジメントに関する事業

社会への実装へ向けて

世界的な傾向としてのデジタルトランスフォーメーション(DX)を受け、国内でも多くの企業・そして自治体が「ICT活用」と「IT人材の育成」を最重要課題としてあげ、その実践に取り組んでいます。そのような潮流の中にあって、真の「ICT活用の成功」とは何か、「IT人材育成のゴールは何か」について、私たちは「問い」と「答え」をもっています。

機器が使用できること、コードが書けること、それだけでは、ICTの活用とはならず、IT人材育成の成功とは言えません。前者にとっては、テクノロジーによって問題が解決され、それが活用され、社会が豊かになることにそのゴールがあります。

後者は、先端的なコードによって作成された画期的なサービスが市場に導入され、多くのユーザを持ち、企業価値を上げることで、経済的なインパクトを与えるまでになることを意味します。そのいずれも、技術やアイデアが「形」になり、「使用」されることが前提です。

それらの「形」はユーザにとって、魅力的で使いやすい、つまり機能的で美しいフォルムやインターフェースにデザインされていることは必須です。使いにくいサービス、競争力のないデザインのサービスでは、残念ながらスケールもせず、グロースしないのです。

残念なことに、「ICT活用」「IT人材の育成」を掲げる多くのプロジェクトにおいて、この視点はいまだに欠落しています。

私たちは現在

1)教育カリキュラム作成の現場において
2)施策やビジネスの戦略策定において
3)企業やサービスのブランド価値向上における取り組みにおいて

「デザイン的な思考教育」の導入、「デザインリサーチ」「デザイン戦略の策定」「デザインテスト」による、問題の可視化と課題の解決、グローバル視点での品質と独自性を確保した「デザイン」の実装を行い、ICT 導入分野において、パートナー企業及び自治体を真の成功に導いています。

ビジョンの提唱について

持続継続可能で豊かな暮らしを実現するプロジェクトには、人々を共感の輪に呼び込み、中・長期にわたる戦略の策定と実装が必要になります。決めては、強力で視座の高い課題解決につながる「ビジョン」です。

システムの構築と実証について

テクノロジーとテクノロジーを組み合わせただけでは、そこに、一意性や競争力は生まれません。人の心に深く浸透し、機能的で使いやすいデザインがあれば、そのシステムは何倍もの価値を生み人々を惹きつけるでしょう。それらは、テストや検証を重ねて、強いインフラになるはずです。

企業・団体等への知見提供について

熱意を持ち、使命に燃える団体職員、企業人、行政担当者を、知見とセンスで援護射撃します。課題解決の決め手につながる、分かりやすい、目に見える成果が必要であればなおさらデザインの存在は唯一無二の応援団となり、高度な課題解決を担うことが可能な人材の育成にもつながります。

基礎教育、創造性の育成、意識啓発、及び教育のためのテキストやプログラムの立案・設計に関する事業

創造的な課題の解決ができる人材の育成を目指して

基礎教育と意識啓発について

私たちが考える教育事業の根幹にあるものは、「人資源」の最大活用に貢献する初歩から応用までのトータルなデザイン教育です。

AIの時代、CTI活用の時代と言われて久しい昨今、よりヒューマンでありかつアーティスティックであることは、「人」の存在の価値を高め、応用技術の発展に寄与することと同義と考えます。ただし、この「人資源」を最大価値に高めるには、基礎力を十分に補い経験値を高めながら、実社会にも適応し、かつ、それぞれの好奇心の芽を(摘まずに)育身育てるような「環境」が同時に必要となります。

よって初歩教育においては、リベラルアーツとしての「デザイン」を中心に、また、未就学児童においても、遊びながら造形や絵画、さらにデザインを学べるコンテンツの充実を図ります。つまり誰でも気軽に楽しく「デザインの学び」に対して接触できる環境づくりを重視します。

創造性の育成について

ビジネスの発展や社会の課題解決に貢献する人材の素養とはなんでしょうか。そのポイントはずばり「創造性」であると私たちは考えています。抗えない壁につきあたったとき、予期せぬ不幸に見舞われた際にも「創造力」をもってすれば、問題をむしろ未来に繋ぐ架け橋にすることが可能です。より良い社会にすべく、デザインの力を発揮したいと願う個人や団体に対し、その、基盤である審美眼を育てる実践学習、高い視座を保つための教養講座、発想力を高める意識改革プログラムまで、私たちは個人や団体の創造性が発揮される基盤づくりと未来への成長を支援し続けます。

テキストやプログラムの立案・設計について

基礎教育における教材はもちろん、より応用的な教育分野については、団体、および各専門家と連携して、その開発に取り組んでいます。

常に高みを目指す向学心のある人材が生き生きと学び、その成果が実社会て活かされ、課題解決の礎になるべく、本協会はワンストップでサポートいたします。

趣意
活動の4つの柱

試みと実装の支援

各分野の専門家がデザインの定量化や定性化、実装などに取り組むための支援を行います。研究や実践の場を提供し、異なる分野の人々がデザインの技術を共有し、相互に学び合う機会を提供します。

デザインの活用促進

デザインが必要な領域や場面において、デザインの活用を広めるための施策を提案し、推進します。デザインが持つポテンシャルとその利点を広く周知し、社会の様々な領域でデザインが活用されることを促進します。

デザインの技術化

デザインを主要な技術領域として位置づけ、その優位性と構造を明確化します。デザインの定量化と定性化に取り組むことで、実証された技術的な側面を明らかにします。

産学官民の連携

他業種や産学官民の関係者を巻き込みながら、デザインの技術の発展に取り組みます。幅広いステークホルダーとの協力と連携を通じて、デザインの技術が産業、生活、社会に貢献することを目指します。

一般社団法人社会技術情報デザイン研究所

JUSTIDA(ジャスティーダ)は、デザインの定量化と定性化を推進し、社会における役割と価値を高めることを目指し、各分野の専門家により共創されたシンクタンクです。

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